前回記事では、僕が使ってきたノートの変遷や、A4用紙のメリットについてお伝えしました。この記事では、どんどん増えていくA4用紙をどうまとめていくかの整理法について記載していきたいと思います。
前回記事はこちら↓
目次
どんどん増えていくA4用紙を整理するステップ
①1か月間とにかくA4用紙を書きまくる
まずは書きまくってください。自分がどんなことについて思考を広げているのか観察するためなので、分類とか気にせずにガンガンA4用紙を積み重ねてください。
必要なことは、日付とタイトルをつけることだけ。左上にタイトル、右上に日付を書くと見やすいでしょう。
「ゼロ秒思考」という本でもオススメされているパイロットの水性ボールペンVコーンは、書き心地がよく、インクの出がいいので、ストレスなく書けます。このペン、都内の文房具店でなかなか見つからない代物です(最近有明ガーデンの本屋で見つけました)。※最近取扱店が増えてるような気がします。
②書いたA4用紙を分類する
1か月間書いたA4用紙を自分なりにタイトルをつけて分類してみてください。分類の数が多すぎると、迷うので、ここもできれば5つぐらいのシンプルにするのがおすすめです。
人によってどんなことを書くことは全然違いますが、参考までに僕の分類を参考までに書いておくと、
Think 考えていること
Book 本を読んだ後の感想やメモ
Write ライターの仕事をしているので書くことについて
Today 今日やること、やったこと(To doや日記)
Investment 投資メモ
興味があることは変わるので、数ヶ月ごとに分類は変わっています。数ヶ月に1回は分類を見直しましょう。
③A4用紙の左上に分類名を書く。
紙自体に書いておくと、あとで見返しやすいです。一度分類が決まったら、毎回A4用紙を書き出す前に、分類名も記載するように習慣づけると、あと作業が楽チンです。
④1か月に1回スキャンし、Evernoteに入れる
1か月分をScanSnapやスマホを使ってスキャンしておきましょう。僕の場合、見返すことが多い「分類名:Book」に関しては、個別に違うノートに振り分けていますが、その他のものは1か月分を1個のノートにまとめてしまいます。正直振り返ることはそんなに多くないので。
⑤たまに見返す
Evernoteの問題点はデジタルであること。さっと、本棚からノートを取り出してさっと見返すというアナログならではの利点が使いずらいので、見返すという習慣もつけておくといいですね。例えば、毎月月初に1年前の「分類名:Think」を見返すと決めておくと、1年前に自分が何を考え、何に悩んでいたのかがわかります。
シンプルにすればするほど効率は上がる
今回の話は少し複雑で作業ちっくな話でしたが、やっておくと便利です。別にデジタル化は必要ない、A4用紙で分類しておけばOKという方は、④のステップは不要です。そのほうがよりシンプルです。僕もまだ情報整理については道半ばですので、これからさらに洗練させていければと思います。
ありがちなのが、専門ノートを作りたくなる誘惑です。例えば、投資について学ぼうと決めた時に、ノートを買ってきてそれにまとめはじめるという罠。これをはじめると、専門ノートがどんどん増えていき、A4用紙で一元管理する!という意思が薄れ、頭の中が複雑化していきます。
最近、僕は天声人語の書き写しを始めたのですが、書き写しの専門ノートを買おうかなという誘惑に負けそうになりました。誘惑に負けそうな時は、A4用紙で代用できないか?と一度自問自答してみることをオススメします。
まとめ
自分にしっくりとくる情報整理を身につけると、迷うことなく目の前のことに向き合えるようになります。ぜひ参考にしてみてください。
大変参考になりました! A4の方眼紙をメモ代わりにしていたのですが、アナログの良さとデジタルを合わせての整理に悩んでいました。ありがとうございます。