家を建てよう!リノベしよう!と思ったときに、必ず行くのがショールーム。キッチン、トイレ、洗面、お風呂の4大設備を入れる場合は、ショールームで見学し、入れたい設備を自分たちで選定する必要があるからです。
そんなショールームですが、とにかく初心者にはわかりづらいのです 。もちろん担当のコーディネーターが説明してくれますが、初心者が知識のない状態で行くと、ついて行くのがやっとで、頭も体も疲弊してしまうことでしょう。選ぶオプションが星の数ほどありますからね。その結果、理想のものが選べなかったり、価格的に大幅にオーバーしてしまうということも起こり得ます。事前準備がすごく大事です。
そこで今回はショールームに行く前にやっておきたい3つのことをご紹介します。この3つをやっておくと、スムーズに設備が選べますし、疲れも最小限になることでしょう。
目次
1、カタログを入手し、どんな種類があるのかを知る
大事なのは、どんな機種があるのかを知ること。今回はリクシルのキッチンを例に説明してみますね。
リクシルのホームページを開く
ホームページから、キッチンのページを開くと商品の一覧があります。システムキッチンですと、この3種類があることわかります。(2021年7月現在)

・アレスタ (価格帯:75~146万)
・シエラS (価格帯:57~75万)
おおよその価格帯も書かれているので、なるほど、リシェルSIが一番高い機種なんだな〜と頭に入れておくといいですね。
特長や施工イメージなどを見てみる
みなさんが気になるのはデザインや使い勝手だと思いますので、ネット上で大体のイメージをインプットしましょう。多分ここで、欲しいキッチンはこれだな!というのが決まるはずです。
カタログを請求する

オンライン上でもカタログは閲覧できますが、やはり紙のカタログの方が見やすいので、送付してもらいましょう。
リクシルはここから請求できます。
この作業を、欲しいメーカー全てでやってみましょう。
TOTO、リクシル、パナソニック、クリナップなどが人気だと思います。他にも、サンワカンパニーやキッチンハウスベーシックなどもおしゃれなものありますので、候補として入れてみるといいかもしれません。※サンワカンパニーやキッチンハウスベーシックは値下げがないので、提示された価格は他のメーカーのものより安く感じます。値引きがあるのか、ないのかも確認してみましょう。
2、設備の一覧表を作成し、欲しいオプションも記載しておく
こんな表を準備しておくと、ショールームに行った際に便利です。
キッチン | お風呂 | トイレ | 洗面 | |
TOTO | ザクラッソor ミッテ | シンラ | ネオレストAH | エスクア |
リクシル | リシェルSI | スパージュ or リノビオV | ー | ルミシス or LC |
パナソニック | Lクラス | ー | ー | ー |
上記は機種のみを記載していますが、このほかに大体の価格帯やオプションなどをまとめておくと、当日ショールームで迷うことがなくなります。
例えば、リシェルSIの下に、
・扉デザイン、カラー
・シンクの種類
・水洗金具
・食洗機
・加熱機器
・レンジフード
・カップボード
などで希望があれば記載しておくとスムーズです。
3、できれば一度自由見学に行く or オンラインショールームを体験する

予約が必要な場合もありますが、どこのショールームも自由見学が可能です。自由見学とは、コーディネーターが付かずに、自由に見て回れること。時間制限もないのでゆったりとショールームを堪能できます。今までのステップでイメージが十分あると思いますので、なるほど、なるほど!と納得できることも多いはず。
ショールームの場所が遠い方はオンラインショールーム もおすすめです。オンラインで、コーディネーターさんが細かい部分のオプションについて教えてくれたり、見積もりも作ってくれたりします。ぜひ活用してみてください。
リノベについての知識がまとめられたこちらの本はおすすめです。設備を選定する際のコツについても書かれているので、事前に読まれることをお勧めします。
まとめ
今回は3大ショールーム(TOTO、リクシル、パナソニック)に行く前にやっておきたい3つのことを紹介しました。設備選びは家づくりにおいてとっても楽しみなことではありますが、もっともお金がかかる部分でもあります。 何も知識がなくショールームに訪れてしまうと、高いオプションをつけすぎて予算オーバーなんてことがよくあるようです。
事前にしっかりと準備をして臨めば、それだけコストに見合った理想の設備に出会えるはず。みなさんのおうちが最高のものとなりますように。
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