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【書評】「神・時間術」時間を効率的に使いたい人は必見!!

精神科医である樺沢紫苑氏による著書。「神がかった時間術」というすごく期待の持てるタイトルだと思う一方、タイトル負けしないかな〜という印象もありました。事実として、著者の仕事量、運動量、プライベートの充実ぶりはすごいものがあって、これだけ精力的に活動できている結果の原因が余すことなく記されていると思います。

本のあらすじ 目次など

人の4倍仕事をして、2倍遊ぶ、神がかった時間術を伝授する本。人生は時間からできていて、その時間の使い方で今後の生き方が大きく変わることを実感させられる内容です。

時間術と仕事術について、朝、昼、夜と分けてそれぞれの項目で大事にするべき点が列挙されていて非常にわかりやすい内容となっています。

目次
序章 最高の人生を手に入れる「神・時間術」4つの原則
第1章 脳の機能を最大に生かす集中力の高め方
第2章 朝の時間を最大に生かす脳のゴールデンタイム術
第3章 昼の時間を最大に生かす午後のリセット術
第4章 夜の時間を最大に生かす運動&睡眠リセット術
第5章 仕事の時間を最大に生かす時間創出仕事術
第6章 自由時間を最大に生かす

この本の魅力的なところ

医学的見地からの統計や考察があるため非常に説得力のある内容になっています。朝の時間を見直したいと考えていた自分にとって、起床の仕方から睡眠の質を上げる方法まで記載がありタメになりました。朝、昼、夜それぞれの時間にどんなことをすればいいか、どうやって集中力を高め効率的に仕事をするかがよくわかり、実践できる内容が盛りだくさんです。それぞれの現状の課題に適した項目があると思います。

筆者「樺沢紫苑」について

樺沢紫苑(かばさわしおん)氏は1965年北海道生まれ、精神科医。
米国のイリノイ大学に留学後、樺沢心理学研究所を設立。
メルマガ、ツイッター、フェイスブックなど数多くのフォロワーを持ち、著書も数十万部を売り上げるベストセラー作家。

この本から学んだこと

集中力の高い時間帯をうまく使うこと
最も集中力が高い時間帯が起きてからの数時間であり、その時間をどれだけ自己投資に向けられるかが大事であることが語られています。つい二度寝をしてしまったり、テレビを見たりしてしまいがちですが、ここでの数時間が人生を変えるんだと思い直しました。樺沢氏は朝の時間は執筆の時間と決めて、集中して仕事をされているそうです。

逆に午後の時間は集中力が下がる時間帯。この部分をどう使うかについても語られています。人間の集中力に合わせて、それに適した仕事をジグソーパズルのように当てはめていけるようになるといいですね。

制限時間を決めると効率が上がること
タイマーを有効利用して、締め切りを自分でつくり、効率的に仕事をする方法について記載があります。僕もタイマー愛用者で、家には4つのタイマーが設置されています。ブログを書くときも。掃除をするときも、お風呂に入るときもいつもタイマーをセットします。

朝シャワーと朝散歩をする
朝の30分は夜の2時間に匹敵する集中度を発揮するそう。起きれない人は、朝シャワーと朝散歩が有効なのでやってみましょう。朝シャワーは眠いからだを起こすのにめちゃくちゃ効果発揮します!!

運動不足の自分は朝散歩したら眠くなっちゃいました。習慣化するまでやることが大事そうですね。

脳のリセットで運動する
夕方や夜の時間に、朝起きた時のような集中度を発揮するために30分程度の有酸素運動がいいようです。確かに運動したあとって何かやる気出ますもんね。僕の場合は20分程度筋トレをすることを決めました。昨日やってみたらかなり効果ありました!!

この本の最後にあった一文が印象に残りました。

「今」、小さな幸せを感じられない人は、永久に幸せになれないのです。幸福感「0」の人がある日突然、幸福感「100」になるということはありえないのです。

そうだよな〜。今この瞬間を楽しんで、今この瞬間に幸せを感じる、このことの大事さを再認識させられました。自分がやりきって毎日を送って、それに幸せを感じるのも自分の意識次第だと思います。日々よかったことや楽しかったことにフォーカスして、今を楽しんでいきます!!

関連本紹介

樺沢紫苑氏の著作はたくさんありますので、興味のある方は他の本もどうぞ。

まとめ

友人に勧められた「神・時間術」。知っていることと実践していることは違います。過去読んできた本の中にも同じような内容はあるかと思いますが、シンプルにわかりやすくまとめられているので実践しやすいな〜と感じました。実践して、もっと自分の人生のために時間術をマスターしていこうと思います。

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