新型コロナの影響で在宅ワークになってから思うのは、やる気がどんどん下がっている ということ。
○会社に行っていた頃は、
出社→デスクに座る→退社時間まで拘束
というのが当たり前でした。
○在宅ワークになってから、
家→家のソファに座る→拘束なしの自由
に変化しました。
人は楽な方に流れるから、どんどんやる気もなくなっていくというのは普通のことかもしれません。もちろん締め切りがあればなんとか頑張れるけど、これといってやることがないときについ遊んでしまうという人もいるような気がします。
今回は、そんなあなたにオススメの”座る場所スケジューリング”について紹介します。
座る場所って大事?
喜多川泰さんの「手紙屋」蛍雪篇には、こういった言葉が登場します。
『家に帰ってから最初に座る場所で、自分の人生が決まる』
疲れて帰ってきたときに最初に座りがちな場所はソファ。ソファはリラックスするために作られているので、大抵の人はリラックスモードに入りダラダラとしてしまう。むしろそのまま寝てしまうという人もいるはず。
上記の本は受験勉強をテーマにした本なので、学習机のイスに座ることをオススメしています。当たり前ですけど、学習机に前に座ると、勉強モードになります。
家に帰ってきたとき、最初にどこに座るかがもっとも重要!!まさに人生を左右する選択になるのです。
座る場所の選択肢
みなさんの周りには座る場所はどれぐらいありますでしょうか?僕が思いつくのは、
- ソファ
- ダイニングのイス
- キッチン前のスツール
- 書斎のイス
- 学習机のイス
- 一人掛けイージーチェア
- 地べた
- バルコニーのイス
- ベッド
- スタンディングデスク(立ってるけど)
- カフェのイス
- 公園のベンチ
人によってこれ以上の選択肢があるかと思いますが、実は自分の身の回りにはたくさんの座る場所があります。何気なく選択している座る場所ですが、これをスケジューリングに組み込むことをお勧めします。
座る場所スケジューリングとは?
スケジュール帳にスケジュールを立てるときに、合わせて座る場所を記載するのが「座る場所スケジューリング」。
7:00 日記を書く @カフェのイス
8:00 ブログを執筆 @カフェのイス
9:30 仕事(雑務) @ダイニングのイス
10:30 仕事(資料読み込み) @一人掛けイージーチェア
11:30 休憩 @ソファ
11:45 会議 @書斎のイス
12:00 ランチ @ソファ
など、座る場所を記載しておきます。この場所に座ったらこの作業をするというグルーピングをすることをオススメします。
公共の場所も自分のイスと想定する
公共の場所やカフェなども自分のイスと想定すると、作業の細分化が進められます。
・集中して仕事をするときは、シアトルズベストコーヒーの窓際のこの席
・執筆するときは、ドトールのこの席
など、カフェも自分のイスと想定して、スケジューリングに組み込むと選択肢が広がります。
座る場所スケジューリングのメリット
気持ちが切り替わる
ずっとソファに座ってて、よし次はこれをやろうと作業だけ切り替えても、気持ちはなかなか切り替わりません。場所ごとに作業を決めて、パブロフの犬の条件反射を自分の中で作るとスムーズに集中できるようになります。
やる気が出る
やる気って待ってても出てこない。やる気は待つものじゃなくて、迎えにいくものです。 ダラダラしててやる気がなくても、掃除をしたり、ちょっと外に出たりすると、シャキッとしてやる気が出たという経験は誰しもあるはず。作業興奮とも言われますが、作業をはじめると徐々にやる気が出るもの。
人は環境に左右されるので、座る場所を変えるだけで、気持ちが切り替わり、やる気が出ます。超絶やる気がないときは、このカフェに行く!と決めておくだけで気持ちが楽になります。やる気がなくても、カフェに行って美味しいカフェラテを飲む!それだけでいいです。行けば変わりますから、安心してください。
このイスに座ったら、なんかやる気出る!という状態を作れば勝ちです!
まとめ
在宅ワークでやる気を持続できない人のための、座る場所スケジューリングを紹介しました。僕も今、シアトルズベストコーヒーの窓際でブログを書いています。この席は僕のお気に入り。毎朝やる気がなくてもこのカフェに行けば、パソコンと向き合て、鬼集中。最強のやる気スポットになっています。
ぜひみなさんのやる気の出る、座る場所を見つけてみては?