羽田空港で深夜便をたまに使いますが、そのときに困るのが家に帰る手段です。格安な海外旅行などをすると深夜1〜3時ぐらいに到着する便もザラにあります。朝まで始発を待つという手もありますが、それは避けたい場合に参考になればと思います。
目次
深夜便で羽田空港へ
24時間空港として便利な羽田空港ですが、深夜に到着する便も数多くあります。旅先で疲れて帰ってきたときに、始発まで羽田空港内で過ごすのはなかなか辛いですよね。できるだけ早く家で寝たい!!って思うのが普通。今回は、家が「新橋」だった場合にどうやって帰ったらいいのか、時間と値段を含めて考察 していきます。
バスでの帰り方
羽田空港から深夜バスが出ています。以下、3社が深夜バスの運行をしています。
東京空港交通㈱のエアポートリムジン(Airport Limousine)
京浜急行バス
東急バス
各バスともに座席定員制になっているので、満席の場合には乗車できません(一部バス除く)。それぞれ行き先が違うので詳しく確認していきましょう。
東京空港交通㈱のエアポートリムジン(Airport Limousine)
3つの方面へのバスが運行しています。こちらのエアポートリムジンのみ事前購入に限り予約が可能です。
①銀座・東京駅・秋葉原・浅草(1:15発、2:00発)
②新宿・池袋(1:00発、1:40発、2:20発)
③有明・お台場・豊洲・東陽町・葛西・一之江(1:25発)
京浜急行バス
①六本木・渋谷・二子玉川(0:50発、2:20発)。
②大井町・品川・新橋(2:05発)。
③横浜(YCAT)・桜木町・みなとみらい(1:40発、2:20発)
④大鳥居・蒲田・川崎(1:40発、2:15発)
東急バス
六本木・渋谷・二子玉川方面のみの運行(0:50発、2:20発)。
新橋駅に行く場合は、京浜急行バスの2:05発に乗り、3:15着となります。料金は1人1400円。 時間が合う場合はバスでもいいかも。ただ時間は結構かかりますね。
タクシーでの帰り方
深夜料金が取られるため、結構料金はかさみますが、スピードならNo.1!!お金に余裕がある方はタクシーが便利。
国際線ターミナルを出てまっすぐに進み、エスカレーターを降りるとタクシー乗り場があります。案内表示があるので迷うことなく辿り着けます。時間にはよりますが、比較的スムーズに乗れると思います。タクシーに乗る場合は、複数人が基本です。4人以上で乗ればバスよりも安くなる可能性もあります。
新橋まで乗車した場合、高速を使って、およそ15分ぐらい。料金は7000〜8000円ほどになると思います。
電車での帰り方
電車で新橋方面に出る場合は、「羽田空港国際線ビル」から東京モノレールに乗る必要があります。終電は0:10となっていますので、深夜便だと電車は間に合わないです。ちなみに料金は616円(IC利用)。
レンタカーでの帰り方
残念ながら深夜まで営業しているレンタカーはありません。乗り捨てのできるレンタカー屋が深夜までオープンしていれば便利ですが、この選択肢はなさそうです。
交通手段での値段比較(新橋に出る場合)
深夜便で到着して新橋方面に向かう場合のかかる時間と値段は以下のとおりです。
電車:約30分、616円、最終0:10
バス:1時間10分、1400円、最終2:05
タクシー:約15分、7000〜8000円、最終は無
以上の結果から、4人でタクシーに乗るのが一番効率よく帰れることがわかります。8000円だったとしても4人で割れば1人2000円ですもんね。これが一番便利。1人旅の場合は、バスが一番現実的です。
羽田空港に泊まって始発を待つという手もあります
羽田空港国際線ビルは24時間オープンしているので、ベンチなどに座って朝を待つ方も一定数いらっしゃいます。体力に余裕がある方は、朝まで待って始発電車で帰るのもいいですね。近くにホテルもありますが、泊まるのは結構お金かかりますので、そこはお財布と相談です。
シャワールームを使う
ちなみに羽田空港にはシャワールーム(15室)が2階 到着ロビーにあります。1人1,030円/30分で利用でき、タオル、シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤーも備えられています。羽田空港でシャワーを浴びてから、数時間空港で過ごすというのも有りかもしれませんね。
リフレッシュルームを使う
「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田」と「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田トランジット」内に短時間の休憩ができる部屋があり、1時間あたり2000円で利用できます。ベッドはないですが、ソファとテレビとシャワーがついているので、実はシャワールームよりオトクです。
まとめ
羽田空港から海外に行くのはとても便利です。成田空港発着だとちょっと行くまでの行程を考えると萎えてしまうことがあります。羽田空港は24時間空港のため、深夜に到着する便も多くありますが、格安で行ける便も多いので便利ですよね。泊まるのか、帰るのかの二択があると思いますが、ご自宅の位置によっては泊まるのが最善の選択になるかもしれませんね。ぜひみなさんにとって、帰宅するまで快適な旅となりますように。