主人公ヨウスケの17歳の記憶が主軸になる恋愛ストーリー。ハルカとの出会いが、今まで燃えることなく生きてきた自分の人生を変えることになる。読み物としてもおもしろく、学びの多い「君と会えたから…」のレビューをしていきます。
1.本のあらすじ目次など
将来への漠然とした不安から動けずにいるヨウスケに父から学んだ教えを伝授していくハルカ。ハルカという女性との関わりから人間的に大きく成長し、自分の夢を実現させていくヨウスケ、高校生二人によるあたたかいストーリー。
君と会えたから・・・
2.この本の魅力的なところ
ハルカによる「人生」という名の課外授業が秀逸。父から教えてもらった数々の学び。その学びひとつひとつに価値があり、自分だったらどうだろうと落とし込みながら一緒にワークしていくことができるところが大きな魅力。本は読めば終わりじゃなくて、その後どう行動を変えるかが大事。ヨウスケと一緒にワークを取り組みながら自分の本当の夢を見つけていこう。
3.筆者について
筆者は喜多川泰さん。上京物語や手紙屋など数多くの名作を生み出しています。ストーリー展開もおもしろいですが、それ以上に人生に対する学び気づきが満載。読書経験があまりない方も読みやすい本が多いと思うので、是非手にとってみてください。
4.この本から学んだこと
この本から学んだことは、円(えん)の本当の読み方はありがとうであること。私たちはありがとうと言う代わりにそれに見合ったお金を払っている、この考えがすごく腑に落ちました。ありがとうにも質があって、カレーライス1杯なら500ありがとう、パソコンなら20万ありがとう。カレーライスを食べるにしても、目の前にいる店員さん、つくってくれた人、そして野菜の生産者、スパイスの生産者、米の生産者、運搬してくれた人など多くの人が関わっている。その関わってくれた人に対する感謝の気持ちを持つことの大事さをすごく感じました。
そして労働をすることきには、ありがとうを多く得る方法を考えることが大事なことに気づかされました。時給で考えるのではなく、同じ1時間でもどれだけありがとうを得られるか考えるとより多くの人に価値を提供できるし成長できる!!
儲ける方法ではなく、「ありがとう」をもらう方法を考える
これを実践していきます。
5.関連本紹介
6.まとめ
今回はじめて、本のレビューをちゃんと書いてみました。やっぱり考えながら書くのは大変な作業ですが、本の内容をかみくだけるので自分にとって大事なことだなとすごく感じました。「君と会えたから…」を読んで、毎日情熱を持って、生きることの大事さに気づかされました。もっと時間を有効に使いながら、たくさんのありがとうをもらう自分になっていきます。